マツキヨなど大衆薬を24時間営業販売、改正薬事法で
2009年5月19日 日経新聞より、ドラッグ業界ニュース
ドラッグストア、大衆薬を24時間販売 改正薬事法で低コストに
大手ドラッグストアが一般用医薬品(大衆薬)の24時間販売に乗り出す。6月の改正薬事法施行で、新設される「登録販売者」を活用すれば低コストでの売り場運営が可能になるためで、ドラッグ店最大手のマツモトキヨシはまず都心の10店程度で24時間営業を開始する。2位のスギホールディングスも傘下企業の全店の1割に当たる約40店の24時間化を急ぐ。規制緩和で店舗数で勝るコンビニエンスストアや量販店などが参入することから先手を打ち、顧客を囲い込む。
これまでは大衆薬販売店には薬剤師が常駐する必要があり、慢性的な薬剤師不足や手当のコストを考慮すると、深夜の時間帯の営業は難しかった。ただ6月の改正薬事法の全面施行に伴い薬剤師よりも資格取得が容易で、手当も10分の1程度とみられる登録販売者が、風邪薬や胃腸薬など、大衆薬の9割以上を扱えるようになる。
というニュースです。
ドラッグストアが24時間営業になるということは、急な病気のときにも助かるので、一般消費者としては、本当にありがたいことだと思います。
でも、薬剤師と登録販売者の違いとして、手当てが10倍というのは、薬剤師の地位の高さを証明していますね。