ドラッグストア業界の最新事情
ドラッグストアは2005年から、2008年まで年率110%の伸び率を示している業界です。
その他の業態・業界としてスーパー・ホームセンターはナイナス成長です。
これまで、新規出店により順調に市場を拡大してきたCVSも、ドラッグストアの成長率の伸びには、負けています。
2009年の見込みでは6兆9,000億円の市場規模になります。
また、ドラッグストアの市場拡大の理由は、厚労省主導による「セルフメディケーション」の定着により、国民の健康意識の高まり、健康ブームが挙げられます。
ドラッグストアは従来の薬局・薬店では、非常識となっていた食品や日用雑貨の取り揃えを充実させることにより、より、身近に感じられる存在にもなってきました。
今後の社会情勢として、高齢化の進展により、ドラッグストア市場・調剤業界ともに進展すると思われます。
2009年から施行される改正薬事法の影響
「登録販売者制度」の導入により、OTCの販売に、CVSをはじめ、スーパー、ホームセンターなどからの参入も当然予想されるので、ドラッグストア業界の競争は激しくなることが予想されます。
日本全国にあるドラッグストアと薬局・薬店の総店舗数の統計資料では79,000店舗あります。
ドラッグストア業態・業界では、大手ドラッグチェーンを中心としたグループ戦略が活発です。